2008年6月7日土曜日

BIBA ミュージックエンポリアム



かねてから狙っていたインド古典音楽楽器探しに出かけました。運転手が替ってオム・シンさんです。マノージと違ってデリー市内はあまり詳しくないので二人で地図をにらめっこ。目的地近くまではほとんど私が道案内しながらあちらこちらと探し回ります。北京と違って通りにはまず表示がないのでいったい自分がどこにいるのかわかるのが一苦労。最後は結局窓を開けてオムがリキシャの運転手に向かって聞くことになります。

一軒目はデリーの最中心、コンノートプレースにあるビートルズも来たという店だったのですが土曜の昼前なのになぜかしまっていました。情報を頼りにもう一軒、デリー旧市街に近いネタージスバシュという下町の店に。


危うく見逃しそうなお目当ての小さな店をやっと見つけて行ってみると”ビーバミュージックエンポリゥム 比巴乐(楽)器店”(なぜか楽器の’楽’の字が中国大陸で使われれる簡体字の’乐’です)という怪しげな日本語が書かれています。この近くには何軒か楽器やがありますが日本語が書いてあるのはここだけ。でもなかにはいるとギターとか管楽器とかほとんど西洋楽器ばかり。




一番奥にちょっとだけ置いてあったシタールを見ていると日本人が思い描く”これがインド人”という典型的なターバンを巻いたおじさんがきて”何をおさがし?”と突然日本語で聞いてくるではなですか。シタールを見せて、というとこれまた上手な日本語で”ちょっとまって、一分ね”と言って帰ってくると”シタールは地下にある”と急な階段の地下に案内されました。そこにはずらりとシタールが置いてあって安いのから高いのまでいろいろと床に座って弾きながら説明をしてくれます。教室も紹介してくれるとのこと。数週間後にまた来るからとロッキー・シンという名刺をもらって今日のところは帰ってきました。せっかくインドに来たんだから何かやらないともったいない。ぜひチャレンジしたいと思います。

2 件のコメント:

kappa-san さんのコメント...

おっ!いよいよシタールですね。
ぜひ、現地で習得して、聞かせてくださいね。
楽しみにしてますよぉ!

たく さんのコメント...

とはいうもののそう簡単ではないのは容易に予想されます。なによりギターより細い弦でフレットと弦の間もかなりあいている。血豆の二、三回はつぶさないとだめかもしれませんね。