2008年5月18日日曜日

草クリケット

休みになると公園、広場ではみんなクリケットです。この写真はデリー中心地のインド門辺りの公園です。さすがに皆さん白いユニフォームでばっちり決めています。でも野球のようにチームで色が違うということはないようです。 こちらに来て思うのはやはりイギリス的伝統が根付いていて服装に対する考えが中国と違うのではないかという言うことです。ちゃんと襟のあるシャツを着る、40度を超えるなかでも小学校からきちんとアイロンされた真っ白なシャツにネクタイをして登下校する姿が多く見られます。大人のバミューダ、半ズボンもあまりみかけません。でも靴はサンダルだったりするのが多いのですが。

これだとどこのチームなんだかわかりにくいと思うんですけど?


こいつきっとユニフォーム忘れたに違いない。それとも日本の草野球にもある助っ人?

IPL(インドプレミアリーグ)はいよいよ終盤になってきたみたいで先日連続爆弾テロがあったジャイプールが準決勝に進むとのこと。一時外人選手が帰国すると言い出したそうですが思いとどまったようです。このチーム始まる前は人気がなくて落札価格もコルカタの半分くらいだったらしいのですが頑張っています。

イギリスの作家ジェフリーアーチャーがインドに来ていて”(短い時間で終わるルールの)IPLはクリケットではない”とコメントしています。私には区別がつきませんが。

2008年5月15日木曜日

インドの不思議:いっぱい買うと高くなっちゃう?!

夜になると近くの横道で屋台のような店が出ていろんなものを売ってました。多いのは女性・子供用の晴れ着のきらびやかな衣服、アクセサリーなど。まるで昔のお祭りの屋台そのものです。

屋台は毎日やっているわけではなく曜日によって市が出る日が決まっているようです。買い物をした日はカメラを持ってなかったので残念ながら写真は撮れませんでした。その近くにあるお店の様子です。



お酒を飲む店はほとんどありません。ミルクバーでは何の役にも立たない。小さなリカーショップ(酒屋)があってその前で座り込んでオヤジがビールを開けて飲んでるくらいでしょうか。







この横丁に入るとはっきりいって異臭がかなりします。でもすごい生活感と活気があります。








屋台の中でこんなものを売っているのを見つけました。ありがたそうな神様(シバ、パールバティ、ガネーシャなど)とヒンズー語アルファベット絵本。


この神様はお店とかバス・トラックの運転台などによく飾ってあるものです。キリスト教向けもあったりヒンズー教の神様の絵にもいろいろあるのですが、できるだけ金ぴかで人数、いや神数の多いのを選びました。ここのところPCの調子があまり良くないのでITの本場の神頼みです。

で、ひげをのばしてかろうじて生きているようなか細いおやじに神様のほうをさして ”ひとついくら?” ときくと ”10ルピー”。じゃあ”こちらの絵本は? ”と聞くと”10ルピー”。ここは100円ショップならぬ10ルピーショップか? じゃ、神様二つとこの絵本とで30ルピーをだすと、ぼそぼそと”40ルピーだと言われました。”ひとつ10ルピーじゃによってみっつで30ルピーとちがいますのか?” と大きな声で聞いたのですが、”!@)*&^%@$(#}:!” と何やらわからん事を言い続けます。 なんといっぱい買うと高くなっちゃう?! これでは中国で鍛えた買い物交渉の術、「売主に値段を言わせた後にすかさず ”じゃ、もうx個買うから安くして!” という術」が怖くてとても使えないではないですか。

でもよく考えれば1ルピー2.5円として10ルピー25円、これで神様が買えるのだからそんなところで値切っては御利益がなくなる、と思い切りよく40ルピーを払ってあげました。それでも全部で100円。これでPC安泰なら安いものです。

2008年5月12日月曜日

謎のToll Tax 道路税

前にも書きましたが、私の住んでいるのはデリーの隣のノイダというところでUP=ウッタルプラデシュ州というところになります。デリーは東京のように直轄特別区でウッタルプラデシュは神奈川か千葉県のようなものでしょうか。ほとんど生活はデリーと一帯なのに役所と管轄がいろいろと違うらしい。たとえば今日のできごと。

デリー市内に向かってマノージの運転で走っているとなにやら隣にジープのような車が来て止まれといっている。どう見ても普通のジープだし乗っている男もきたないシャツにジーパン、何なんだこいつらと思っていると車を止めて運転手のマノージが男たちと大きな手振りと声で口論。なにやらToll Tax(道路税?)と言っている。しばらく来た道を戻ってチェックポイントらしきところに。


でも男たちの車、汚いジープにこれまた最高にへたくそないたずら書きのような文字で”Toll Tax なにやら"とか書いてあるだけ。どう見ても役所の車には見えない。チェックポイントといっても歩道にベンチが置いてあって汚らしい男たちが4,5人暇そうにすわっているだけ。何なんだこれは!?


運転手マノージ大きな手振りと声で仕切りと話をしている間にこっそりと隠し撮りをしたのがこの写真です。

しばらくしてマノージが帰ってきてまた走り始めました。どうなったか詳しくはわかりませんがこの車は観光用タクシーという扱いでデリーを走るためには3週間程度の期間のToll Taxを払わなければいけないのが期限切れになっていたらしい。で、あいつらは本当に役人なのかと聞くと市から雇われているだけとのこと。まったく本当にインチキくさいことこの上ない。


こちらではよくあるのがいったいこいつは何者なのだ、とわからないやつが多いということです。空港でもあきらかに職員なのに金を要求する、その一方私服のような格好をしてるのにちゃんと親切に対応してくれて何も要求しないひともいる。本当にわかりません。ひとつだけいえるのは入管、税関、警察、軍人はまったくもって愛想が悪いし今まで経験したどこの国よりも不親切だと思います。北京はあっという間によくなってきているので少しはあんたたち見習いなさい!

2008年5月10日土曜日

1ヶ月ぶりの北京

一ヶ月ぶりに北京に一週間ほど帰りました。一ヶ月いないだけでいつも利用していた日本式カレー料理店がなくなっていたり(もっとももうカレーは食べたくありませんが)、新しい地下鉄の駅ができかけていたり、にょきにょきの高層ビルが完成していたり、本当に驚くほど変化が早いです。

北京の西単という繁華街に新しいビルができて、ユニクロと無印良品がオープンしていました。ユニクロは北京では去年一度すべて閉店してなぜかまた今回オープンです。王府井にもほぼできかけの店があり、ある新聞によると”16日にオープン”ということなのですがどこを見ても何月かは書いてありませんでした。


オープンしたばかりの大悦城という大きなビルにあります。ユニクロは漢字では”優衣庫”日本とほぼ同じものがほぼ同じ値段で売られています。レジも日本式。いちいちお金を売り場から離れた収銀台というところで支払ってレシートをもってまた売り場に戻るというめんどくさいことをしなくていいのがほっとします。





























こちらは無印良品。北京では初めて?日本と同じ商品に日本の値札がそのままついていてさらに人民元表示されているのでどれくらい高くなっているか一目瞭然。ほぼ2,3割増しというところでしょうか。この手ものもがなかなか入手できないのでこのくらいの値段差なら十分許せると思います。

2008年5月1日木曜日

テレビ

さて、クリケット中継をやっているテレビですが、デジタル衛星ハイビジョンのTATAという双方向の放送です。チャンネルはいくつあるのか数えきれないくらい(百以上?)あって選ぶのに一苦労です。







リモコンとセットトップボックス。日本のデジタル放送と同じように4色のボタンがあります。双方向でいろんなことができます。携帯との連動もあるようです。

もちろんインドとくれば意味もなく突然歌い踊りだす映画も各言語で山ほどやっていますし日曜日の朝はちゃんとヨガの番組もやっています。結構CMは洗練されていて中国より出来はいいものが多いと思います。ただしここには日本語のチャンネルはなし。バンガロールのホテルではかろうじてNHKの衛星が映っていましたが。何といっても中国と違うのはCNN/BBCのニュースなどの画面が検閲で突然真っ暗にならないこと。ただしこちらでは停電で真っ暗になるのがしょっちゅうですが。


で、例えばこんなチャンネルが

民族音楽好きにはたまりません。言語別にいくつもあります。


これはなぜかお葬式の生中継。だれか有名な人なのか?延々とやってました。