2008年12月26日金曜日

クリスマス

25日はこちらのクリスマス祝日です。でもクリスマス自体のお祝いはあまり盛んではありません。ツリーや飾りは一部の高級ホテルくらいで一般の商店では飾り付けやセールを大々的にやるということはないようです。この辺商戦に関しては中国のほうがずっと盛んとえいます。おそらくヒンズー教、イスラム教とも年中いろんなお祭りや行事があるのでキリスト教の行事までは付き合ってられないということではないかと思います。

とは言っても交差点のモノ売りがサンタの赤い帽子を売っていたりホテルなどでパーティをやるようです。ちなみに私のオフィスでも終業後敷地内に屋台とディスコ装置が取り揃えられお酒飲み放題、食べ放題、踊り放題のパーティーがありました。踊りはやはりこちらの人は大好き。まさにインド映画の踊りそのものです。普段はおとなしくてとても踊りそうにない人がしらふで踊り狂ったり女性も輪になって踊っています。特にパンジャブ系のアップビートヒット曲になると阿波踊りのように手をあげて盛り上がります。



動画画質良くありませんが雰囲気は分かってもらえると思います。

2008年12月18日木曜日

雷かテロか?

前回日本に帰ったときはちょうどムンバイのテロの直後だったのでみんなが”大丈夫だった?”と心配してくれたり”おお、生きてたか。死んだと思った!”などというひどい奴まで。

デリーはムンバイから遠く離れているのであの事件があっても直接大きな変化はありません。もともと爆弾テロはしょっちゅうあったし市内もいたるところ物々しい警戒です。

昨日のこちらの新聞で面白い記事。

”インドでテロで死ぬ確率は雷に打たれて死んでしまう確率の四分の一しかない!


一日当たりの死者数に計算するとテロで死ぬのは2人だが雷には毎日8人撃たれて死んでいる計算になるのだそうです。自殺者はなんと336人!交通事故の314人より多い。意外なのは二番目の事故死因は溺死だということ。でも年間にするととんでもない数、こうなると本当なのかと疑いたくなります。

あくまでも確率の話ですがそんなにしょっちゅうテロに会うわけにはいかないということです。

で今日の漫画がこれです。TOIとは"Times of India"この新聞のことです。


左のテロリストが”テロで死ぬ確率は雷より低いそうだ”というと右のテロリストが”うそこけ!”と言った瞬間に雷に打たれてしまうという落ち。

こちらはもっぱら”パキスタンがテロを仕掛けている”という意見が一般で、単にアルカイダ系が勝手にパキスタンの領土から侵入してきたというものではなくパキスタン政府も加担してインドの弱体化を狙っていると信じていてかなり不信感が強いようです。正直このあたりは日本人にはちょっと理解できないでしょう。

おまけ:これも今日の新聞から。今のグローバル化を茶化していて笑えます。



下記で新聞の印刷イメージが見ることができます。こうなったら新聞買う必要がなくなる!?
http://epaper.timesofindia.com/Daily/skins/TOI/navigator.asp?Daily=CAP&login=default&AW=1229608599984

2008年12月14日日曜日

お風呂が大変

しばらく日本に行っていて帰ってくるとお風呂場の湯沸かし器が増設されていました。こちらでは"geyser(ギザ)”という電熱器です。デリーには都市ガスというものがないらしくキッチンはことごとくプロパンです。お風呂場はとなると写真のような巨大な電気湯沸かし器で沸かすわけですが、入居時にあった物では容量が小さいらしくとてもお風呂に入れませんでした。それなりに立派な湯船があるのですがそこにお湯をためようとしても湯船に半分も入れるとほとんど水の状態。冬になるとシャワーも手際よく入らないとすぐに冷たくなってしまいます。私の前に住んでいたのは北欧の人だったらしく別にこれで問題はなかったのかもしれませんが日本人はそうはいきません。

なんとか湯船に半分くらいまで熱いお湯を張ることができお風呂らしきものに入ることができましたがそのあとはやはり冷たい水になってきました。あわてて体を洗って冷えないうちにさっさと出てくるしかありません。


これが最初の状態。この大きさでは満足にお風呂にお湯を張ることができません。

大きな容量のものを追加。これで何とかなるか?
たっぷりとお湯が出るというのはなんと贅沢なことなのでしょう。北京には温泉がありましたがデリーにはそんなものはなさそうです。