2009年6月28日日曜日

うちの居候

夜中に誰か後ろから見られている気配。振り返るとヤモリが! 初めて見たときは思わず大きな叫び声が出るところでしたが冷静に考えれば別にどうということもない。何せありとあらゆる動物が家の周りにいます、ヤモリくらいが家にいたって何の不思議もない。いったん家の中にいるというのが分かればこれはもう同居人と同じです。

不思議なのは大きいのはなぜか天井付近しか徘徊しない。決して下のほうには降りてきません。普段は近寄っても全く動かないくせしていざこちらが写真を撮ろうとするとなぜか気配を察して逃げます。この写真も結構大変な思いをしてやっと撮影に成功しました。

3センチくらいのちいさい子供がときどき床を這いまわります。 日本だと”いやあーん、気持ち悪い!!”というところかもしれませんが”元気に育てよ!!”と思わず応援してしまいます。

蚊だのゴキブリだの食べてくれるのなら同居大歓迎ですが、でも夜中に天井を這いまわっていると考えると、、、、、ちょっとね。


なんてブログを書いていると自分のこととわかったのか小さいのが目の前の壁を走って行きました。 小さいのはかなりすばやい。元気に育てよ!!






2009年6月23日火曜日

熱いのもほどほどにしなさい!

ここ数日かなりの熱波。モンスーンが来るのが遅れていてエルニーニョだと新聞に出ていました。昼間散歩に外を歩くと日差しもきつくてくらくら来ます。だいたいそんなことをしているインド人はだれもいない。


暑いではなく熱い”です。


何度くらいあるんだろうとネットの週間予報を見たらとんでもないものが目に入りました。

なんと来週の月曜日の予報は最高気温49度、それはまだ覚悟していましたがなんと最低気温が41度!!。こうなったら楽しみです。

2009年6月18日木曜日

久しぶりの北京

東京の友達と以前から計画していた北京観光旅行をついに決行。
ふつうのホテルに泊まるのでは面白くない、下の写真のような胡同という小さな路地にある全室で5室というホテルに滞在。私はデリーからなのでみんなより一日早く到着。翌日合流です。


夜はこんな感じ。とにかく涼しいのが一番。風情もたっぷり。ハルピンビールがうまい。

左の下の赤い明りは地下防空壕だった所の入口。夜はバーになります。そこの壁にあったポスター。なぜか気に入りました。

翌日北京空港に迎えに行くとあたりは異様な雰囲気。パンダの着ぐるみだの歌舞伎風だのちょっと北京市内では見られない格好の人たちが大勢。前のほうで薔薇を持ってみんなだれかを待っている。

ふと見ると前のお兄さんの背中にこんな文字が。ヨシキ様がいらっしゃるらしい。といっても私にはよくわからなかったのですが。


で、待ちきれないでみんなで歌を歌いだす。


ついにご本人登場。もう周りは大音声の叫び声。


そのまま取り囲んでいずこへかへと行きました。



翌日は八達嶺の万里の長城へ。天気は晴天。ロープウェーでしか上がったことしかなかったのですが今回初めて歩いて上まで登りました。
故宮、胡同自転車めぐりもしておいしいものも食べて大満足。

2009年6月4日木曜日

シムラへ旅行 その3

3日目いよいよデリーに帰る日。40度以上が待ち構えていると考えると憂鬱になってきます。

朝食の前に散歩をしていると、 ホテルの下のほうに見えた邸宅にヘリコプターが。個人のものか?役人の官邸か?不明。

しばらく行くとめずらしいサルがこちらを見ている。ニホンザルのようなのはいたるところに群れをなしているのですがこれは一匹ぽつんとしていました。







朝食後小一時間ほどかけて車で空港へ。一日一便と聞いていたのですが出発時間になってもなかなか飛行機が来ない。何かきたぞと思うとこんな飛行機が。これに乗るの?そんな馬鹿な!

待合室にいたインド人も何だろうと寄ってきて小さな子供がお父さんに”パパ、今度あれ買って!”、お父さん、黙ってしまいました。




中から颯爽と出てきたのはまさに映画に出てきそうなシーク教徒のかっこいい男。うーん、やるなあ。そばのインド人に”有名人?”と聞いてみましたが誰も知りませんでした。いったいあなた様は何者?





しばらくしてやっと我々が乗る飛行機が到着。機内清掃をあっという間に終えて搭乗開始。よかったボンバアルディアでなくって。



かなり揺れましたが一時間ほどでデリー空港に到着。行きは10時間かかったのに帰りはあっという間でした。

団長はこの後デリーからそのままお仕事でムンバイへ。お疲れ様です。

インドで初めての観光旅行らしい観光旅行に大満足。さっそく次回はどこにするか全員で検討中です。3人はバラナシで意見一致しているのですが一人がどうしても賛成しない。どうもインドには向いていないようです。これからじっくり説得です。

2009年6月1日月曜日

シムラへ旅行 その2

翌日起きてみると雨が降ったりやんだり。ホテルの前からの景色はなかなかのものです。手前の赤い建物がホテルの最初の建物。さすがに古くて今は宿泊用には使われていません。




ホテルの斜め向かいにあるのが郵便局



朝食後歩いて10分くらいのところにあるモールと呼ばれる商店街へ。シムラはヒマチャルプラデシュという州の二十五万人の州都。夏の間イギリス人がデリーを引っ越しここを首都としていたというだけあってヨーロッパ調の街並み。この一帯は車の乗り入れ禁止。あまりのきれいさに驚き。インドらしくない、まるでヨーロッパにきたみたい!

なぜなら、

①ゴミが落ちていない。インドの道路はふつうゴミだらけ。こんな風景はインドで初めて。
②舗装がちゃんとしている。デリーの街中でもよく足元を見ないと穴、段差がいっぱいで危険。
③物乞いがいない。人が集まるところ必ず物乞いがいるのですがここには皆無。




モールを通り抜けると広場と展望台。金色のガンジー様が見下ろしています。来週からサマーフェスティバルだそうでその準備中。ボリウッドスターが来てショーをやるらしい。

展望台での貸衣装記念撮影。中国とまったく同じです。近くの田舎から出てきた観光客だそうです。


モールを抜けると、やはりそこにはインドがありました。斜面一面に建物が、地面にゴミが、歩道に穴が、意味もなくクラクションを鳴らす車が。

降りるときに’リフト’を使うと言われたのでスキー場のようなものかと思ったら有料エレベータでした。7ルピーで一回乗り換えがあります。確かにこの斜面を登るのはつらい。


車に乗ってさらに離れた山へ。天気が少しずつ良くなってきたのであきらめていたトレッキングを少しだけすることに。あたり一面本物のヒマラヤ杉。雲の間から一瞬ちょっとだけヒマラヤが見えたような気がします。

先頭をいくガイドはシムラ育ちの陽気な山男。これからが本格登山シーズン、7000メートル級にまで登るそうです。 さすがに歩くのが早い。


夜は宿泊したホテルではなく別のホテルに出向いてインド音楽生演奏夜景を見ながら夕食。運動もしたし今日も熟睡。


3日目に続きます。