2010年10月30日土曜日

洗濯村


天気がいいので近所にちょっと遠出の散歩をしているとこんなものを見つけました。




洗剤のTVCMに出てきそうな光景。バスタオル、ユニフォームなどホテルとかレストランなどの洗濯物と思われるものが一面に干してあります。 


しばらくいくとアイロンだけをかけている小屋がずらっと並んでいてその隣では上の写真のように大きなコンクリートでできた円形の洗濯桶のようなものが一列に並んでいてその中から取り出した洗濯ものを男たちが平たい洗濯板の上に力いっぱい打ちつけています。
おそらく洗濯をするカーストの人たちなのでしょう。それにしてもものすごい規模です。近代的高級ホテルで使われるタオルはこうして洗濯されているのかも。

2010年10月24日日曜日

これでいいのだろうか?

11月5日はディワリといってヒンズー教の大きなお祭りの日。デリーでは一番大きなお祭りでインド全国区的にも一番セールスの盛り上がる時期です。先週から新聞宣伝はディワリセール一色、どこの店もにぎわい始めました。

この時期に売り出されるガネーシャのできのいいのを見つけたので思わず買ってしまいました。




”できのいい”というのはいっぱい同じのが並んでいてもバラツキが無く塗装もはみ出したりずれてたりしていないし緻密ということです。



家に持って帰ってひっくり返してみると、、、
できがいいのは理由があったわけです。Made in China でした。自分たちの神様なのにこんなことでいいんだろうか?

2010年10月22日金曜日

Genkii Tea  元気茶

スーパーでこんなものを発見
"Genkii Tea 元気茶"と書いてあります。糖尿に効くらしい。私は関係ないけど元気が出るなら、と買ってみました。(なぜかGenkiではなくGenkii)

インドの食品にしてはかなり豪華な包装。値段もなかなかのもの。味は、、、苦くてとても飲めたものではありませんでした。

2010年10月18日月曜日

HAL (Hindustan Aeronautics Limited) 航空博物館

バンガロール市内にあるHAL(Hindustan Aeronautics Limited)航空博物館に行ってきました。

HALはヘリコプター、飛行機からミサイル、ロケットまで作っている会社です。これが会社のマーク。

この人Seth Walchand Hirachandが創設者。なんと1940年にインドで航空産業を立ち上げたというすごい人です。


博物館は市内にあってヘリコプター事業所の隣、旧バンガロール空港のあった道沿いにあります。

  
デリーの航空博物館は空軍の管轄ですがここは会社がやっているだけあったメンテナンスはこちらのほうが行きとどいています。 


展示物の数はあまり多くありません。これはミグの練習機。歴史的にはイギリス、フランス、ロシアからライセンスを受けると同時に自社開発をしているわけです。アメリカのお世話にはならないというのがインド外交の巧みなところ。


これは庭なんだかヘリコプターを展示してるんだかよくわからない状態。屋外は花や緑がいっぱいあって綺麗です。


この爆撃機、展示の説明にまだ現役と書いてあったのですが本当でしょうか?


フライトシミュレータがあるということだったので期待していってみると、、、
これです、あった! 中をのぞいてみると、、、

椅子は本物ですが10年くらい前のパソコンが置いてあるだけでした。

ちゃんちゃん!

2010年10月15日金曜日

またまた祭りです、会社編

こちらにはオフィスボーイというのがいてお茶を出したりメールを配ったりするのですが今日突然額につける赤いのと灰色の例のやつを持ってまわってきます。おでこにつけるのかと思ったらパソコンの画面につけて行ってしまいました。突然のことで何のことやらまったくわかりません。
ちょっと小さいけど画面の上にあるやつです、最初はもっと真っ赤だったのですが。


実は今日はAyudha Poojaの儀式だということでオフィスの一角にこんな立派な祭壇が。

お供え物もいっぱい。こちらでは何事もまずココナッツを割るところから始まります。

ヒンズー教のお坊さんが来てなにやらお経を唱え水をかけたり火を焚いたり、そのあとみんなでお供え物を捧げます。みんな靴は脱ぎます。

最後はスイカのような日本では見たこともない大きな瓜のような果物を入口で割ってそれを飾っておしまい。あとはお供え物をみんなで食べて解散。

話せば長くなりますが仕事や勉強で使う道具に対してお祈りをして商売や勉強がうまくいきますようにという儀式です。パソコンに印を付けたのはこれで仕事が順調に進みますようにということだったわけです。学生は本、ノートなどに対して、運転手は車などに飾りをつけます。上の赤い果物はいたるところにこの状態で玄関先にあって”何でたべ散らかしをこんなに大々的にほおっておくのだろう?”と思っていたら実は儀式の一環だったわけです。推測するにもともとは武器のお祭りなので赤い実は血の色を意味してるんではないかと思います。だとすると頭をかち割ったという何とも血なまぐさいお祭りになります。

これはマーハーバーラタという物語に出てくる主人公アルジュナが武器をとって戦いを始めたことに由来するもの、でも今日はラーマーヤナという物語に由来するドゥルガプージャというお祭りの日でもあり家に帰ったら近くでガネーシャチャトゥルティをやってて拡声器がうるさい。なんと一日に3種類のヒンズー教のお祭りです。何の事だかわかりますかね?

2010年10月10日日曜日

また祭りですかい

数日前からアパートのすぐ前に舞台ができて何かと思うとまたガネーシャのお祭りだそうです。すっかり終わったものと思っていたら”町内によって日にちが違う”とのこと。どうやって日にちを決めるのか謎です。

 道のすぐそばに舞台を作って一車線完全に封鎖、おかげで周りは大渋滞です。

 近くに行ってみるとこの地域のYouth Association だそうです。ガネーシャは舞台の左にいます。地域青年会の秋祭りというところでしょうか。


 小さな子どもからおじさんまで、プロなのかアマチュアなのか、はっきりいって微妙。こちらではまだカラオケがまったく普及していないのでしっかり生バンドです。バンドはう結構まい。





ロック、民謡、ボリウッドダンス、漫才のようなものまでいろいろ。


裏の静かな路地でも何やらやっています。家の前と後ろで両方ともとてつもない大きな音なのでなかにいても会話ができないくらい。




通りにこういう祭壇があちこちに。みんな一斉にやらないというのはいい加減なのか、なにかそれぞれ星のめぐりあわせを考えているのか、でも集中しないというのはよいことだと思います




裏手の少し人出の少ないほうで写真を撮っていたら、

若い衆に上がれと誘われてヒンズー式のお祈りをさせてくれました。明日湖に沈めに行くそうです。

煙に右手をかざして頭にもっていきます。そのあと例の赤いのと灰いろを額にしっかりつけられそのままで歩いていると知らない人に挨拶されました。

2010年10月4日月曜日

アクロバットヘリ飛行

土曜日の朝、外がうるさい。ベランダに出てみるとヘリが三機、私のアパートの周りをぐるぐる回っている。そのうち曲芸飛行を次から次へと。



近くにある軍の催し物でしょうが、こんなの住宅密集した市内上空でやっていいんだろうか?30分ほど次から次へと連続演技です。思わず声が出るようなきわどい技も目の前で見せてもらいました。