2010年10月15日金曜日

またまた祭りです、会社編

こちらにはオフィスボーイというのがいてお茶を出したりメールを配ったりするのですが今日突然額につける赤いのと灰色の例のやつを持ってまわってきます。おでこにつけるのかと思ったらパソコンの画面につけて行ってしまいました。突然のことで何のことやらまったくわかりません。
ちょっと小さいけど画面の上にあるやつです、最初はもっと真っ赤だったのですが。


実は今日はAyudha Poojaの儀式だということでオフィスの一角にこんな立派な祭壇が。

お供え物もいっぱい。こちらでは何事もまずココナッツを割るところから始まります。

ヒンズー教のお坊さんが来てなにやらお経を唱え水をかけたり火を焚いたり、そのあとみんなでお供え物を捧げます。みんな靴は脱ぎます。

最後はスイカのような日本では見たこともない大きな瓜のような果物を入口で割ってそれを飾っておしまい。あとはお供え物をみんなで食べて解散。

話せば長くなりますが仕事や勉強で使う道具に対してお祈りをして商売や勉強がうまくいきますようにという儀式です。パソコンに印を付けたのはこれで仕事が順調に進みますようにということだったわけです。学生は本、ノートなどに対して、運転手は車などに飾りをつけます。上の赤い果物はいたるところにこの状態で玄関先にあって”何でたべ散らかしをこんなに大々的にほおっておくのだろう?”と思っていたら実は儀式の一環だったわけです。推測するにもともとは武器のお祭りなので赤い実は血の色を意味してるんではないかと思います。だとすると頭をかち割ったという何とも血なまぐさいお祭りになります。

これはマーハーバーラタという物語に出てくる主人公アルジュナが武器をとって戦いを始めたことに由来するもの、でも今日はラーマーヤナという物語に由来するドゥルガプージャというお祭りの日でもあり家に帰ったら近くでガネーシャチャトゥルティをやってて拡声器がうるさい。なんと一日に3種類のヒンズー教のお祭りです。何の事だかわかりますかね?

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