2008年5月15日木曜日

インドの不思議:いっぱい買うと高くなっちゃう?!

夜になると近くの横道で屋台のような店が出ていろんなものを売ってました。多いのは女性・子供用の晴れ着のきらびやかな衣服、アクセサリーなど。まるで昔のお祭りの屋台そのものです。

屋台は毎日やっているわけではなく曜日によって市が出る日が決まっているようです。買い物をした日はカメラを持ってなかったので残念ながら写真は撮れませんでした。その近くにあるお店の様子です。



お酒を飲む店はほとんどありません。ミルクバーでは何の役にも立たない。小さなリカーショップ(酒屋)があってその前で座り込んでオヤジがビールを開けて飲んでるくらいでしょうか。







この横丁に入るとはっきりいって異臭がかなりします。でもすごい生活感と活気があります。








屋台の中でこんなものを売っているのを見つけました。ありがたそうな神様(シバ、パールバティ、ガネーシャなど)とヒンズー語アルファベット絵本。


この神様はお店とかバス・トラックの運転台などによく飾ってあるものです。キリスト教向けもあったりヒンズー教の神様の絵にもいろいろあるのですが、できるだけ金ぴかで人数、いや神数の多いのを選びました。ここのところPCの調子があまり良くないのでITの本場の神頼みです。

で、ひげをのばしてかろうじて生きているようなか細いおやじに神様のほうをさして ”ひとついくら?” ときくと ”10ルピー”。じゃあ”こちらの絵本は? ”と聞くと”10ルピー”。ここは100円ショップならぬ10ルピーショップか? じゃ、神様二つとこの絵本とで30ルピーをだすと、ぼそぼそと”40ルピーだと言われました。”ひとつ10ルピーじゃによってみっつで30ルピーとちがいますのか?” と大きな声で聞いたのですが、”!@)*&^%@$(#}:!” と何やらわからん事を言い続けます。 なんといっぱい買うと高くなっちゃう?! これでは中国で鍛えた買い物交渉の術、「売主に値段を言わせた後にすかさず ”じゃ、もうx個買うから安くして!” という術」が怖くてとても使えないではないですか。

でもよく考えれば1ルピー2.5円として10ルピー25円、これで神様が買えるのだからそんなところで値切っては御利益がなくなる、と思い切りよく40ルピーを払ってあげました。それでも全部で100円。これでPC安泰なら安いものです。

2 件のコメント:

kappa-san さんのコメント...

インド式数学は、そういう計算式なんですかね?
それにしても物価が安そうですね。

たく さんのコメント...

屋台だから安いのです。日本料理は中国よりバカ高い。ホテルも2倍以上。完全にローカルの生活をするなら安いのですがそれではわれわれとても生きていけません。