こちらで一番人気があるスポーツは何といってもクリケット。驚いたことにこれまでインド国内の地域別リーグ戦というのがなかったらしく先週から初めて8都市のチームでリーグ戦が始まってメディアをにぎあわせています。IPL(インドプレミアリーグ)といってイギリスのサッカーを見習ってはじめたようです。海外からのプレーヤーもかなりいるようです。
今日午後テレビで生放送をやっていたのはKKR(コルカタナイトライダーズ)とCSK(チェンナイスーパーキングズ)。KKRのオーナーはインドで今一番人気のある俳優シャールクカーンがオーナー。テレビ、看板なんかで本人自ら出てきて盛んに宣伝をやってます。今日のデリーは41度ですがちょっと外を歩いただけでくらくら来ます。こんな暑い中で日中こんなゲームをするなんて自殺行為です。しかも野球のように3アウトチェンジというわけではなく、延々と攻撃と守備が続き一時間くらい見ていましたが攻守の交代はついにありませんでした。はっきり言ってだらだらとあまり盛り上がりもなくひたすら続きます。野球なら満塁になったとかありますがフィールドの攻撃プレーヤーは二人、これが行ったり来たりどうなってんだか。点数も一点ずつ入る割にはこの時点で100くらいのスコアー。国際試合では何日も試合が続くということもあるらしい。誠に悠長なスポーツです。このリーグはテレビ放送を意識して2時間くらいで終わるようになっているという話ですがこのあとどうなったのか付き合う元気もなくなったので結果はわかりません。
驚いたのは試合中にアナウンサーと選手が無線で話をしてこれが放送される。この人れっきとした外野の選手で現在守備中です。
新聞で話題になっているのはチアリーダーの存在。何せこちらにきてミニスカートを街中ではいているのを見たのはこれまでに一回だけ。(スッチーとか一部職員の制服は除きます)北京の冬よりスカート率は格段に低い、というよりほぼゼロです。そんなお国柄ですからカザフスタン辺りから来た金髪のチアリーダーがおへそ丸出しのホットパンツで”わいせつに踊る”などというのはけしからん、ということでムンバイでは警察が取り締まるとまで言いだしたとのこと。また彼女たちも試合中にさまざまな嫌がらせを受けているそうです。テレビのコマーシャルなどでは結構きわどい恰好でセクシーな踊りを踊っているのもあるのですけど何がよくて何がいけないのかよくわかりません。
こちらはチェンナイチーム。かなり抑えてあります。
ホームだからか?はたまたオーナーの方針なのか?
こちらはビジターのコルカタチーム。さすが映画俳優のオーナー、思い切りがいいです。
そういえばこちらではウエィトレス嬢などというものにあった記憶がありません。店の前に立って客の案内をするj女性はいますが、マクドナルドのカウンターもすべて男です。あるインド人に聞くとそういう客商売のような場所で女性を働かせるのはモラル上よくないと考えられているそうです。
大衆食堂のウエィトレスは野暮ったくてうぶそうな地方からきた若い女の子と相場の決まっている北京とまた比べてしまいました。
2 件のコメント:
体調がよくなったようで安心しました。
インドの国民的スポーツって、クリケットなんですか!
無知な僕は知りませんでした。クリケットというと、イギリス貴族の遊び?
そういえば、クリケットの試合って、見たことないですねえ。
町中の広場とか河原ではみんなクリケットやってます。日本の草野球の感覚でしょう。
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