2008年4月25日金曜日

トイレで気絶

こちらに来る前に北京でR氏から“インドには絶対行きたくない。ひどい目にあった。下痢なんてものではない。上下両方から攻撃だ。吐くか下から出すか便器に座って究極の選択をしなければいけない”という話を聞かされていました。まさか私もこうなるとは。


先日朝出社前から下痢が始りこれは何とかなる程度のものでしたが途中から強烈な頭痛、仕事にならないので昼前に早退して家に帰ったら37度8分の熱。頭も相変わらず耐えがたいくらい痛い。トイレには数時間ごとに行かなければならない。シンガポールの空港でこんなこともあろうかと買った風薬を飲んでベッドに。何せ中国では薬も漢字表記なのでいったいオリジナルの薬が何なのかわかりません。

←よく見たら韓国製でした

夜中に目が覚めたら38度8分。トイレに行ったら今度は吐き気がしてきた。R氏が言っていたのはこれだ!便器を抱えてしゃがみこんだら今度は下から漏れそう。朦朧とした意識の中で立ったり座ったり。冷汗と発熱であっという間に全身びっしょり。やはりこれは吐き気だ、と自分なりに究極の選択をしてしゃがんだところで意識がなくなっていたらしく気がついたらトイレの床に倒れている自分を発見。完全に気絶していたようです。そのあとも何度か病院へ行こうかとも思ったのですが、こんな夜中に連れて行かれる病院もどんなもんだかわかったものではない。熱にうなされながらそうこうするうちに寝てしまいました。

こちらの人が言うには”この時期はインド人もこういう症状になる人が多い。Indian Fluだ。私も先週なった。季節の変わり目で40度を超える気温になり極端に乾燥していて細かいほこりが舞うのでその中に病原菌がいっぱいいるのだろう”とのこと。確かに牛のふんやら残飯やら生ゴミやら何かわからんものが街中の至る所にそのまま放置されているのでこれが高温乾燥になり細かいちりとなって空中を漂っていることは十分考えられます。



次の朝になると熱はすっかり下がりましたがやはり下痢は継続。


北京ではこんなことは経験しませんでした。やはりインドはすごいところです。

3 件のコメント:

yasutake さんのコメント...

さすがの「たく」さまも、偉大なるインドに完敗か?
あまり無理をしませんように・・・。

合掌

BeijingTRI さんのコメント...

インドへようこそ!
やったね!
これで、環境に適応できるんじゃないかな

そう、VISTAとOfficeで¥51030でした。

たく さんのコメント...

”完敗”といわれるとちょっと悔しいですがインド人が3日かかるところを2日で復帰しましたから一矢報いた気になっております。まだまだこれで適応できたとは思っておりません。インドは偉大です。