2009年10月4日日曜日

ガンジス河で背泳ぎ+ラフティング

10月2日はガンジーの誕生日で祝日、インドでは珍しい3連休。こちらには長期連休は正月も夏休みもお盆休みもゴールデンウィークもありません。せっかくだからどこかに行こうという話が来てガンジス川上流のリシケシュに行こうという話になりました。故郷がこちらに近い現地社員がすべてアレンジしてくれます。

出発の朝4時前、”ラフティングをやるらしい”とのメール。あわてて濡れてもいいものをバッグに詰め込んで出発。 高速なんてものはないので車でデリーからは5時間くらいかかってしまいます。ビートルズ、ヒッピーで世界的に有名になったリシケシュの街を通り過ぎてガンジス川上流の渓谷の中に入っていきます。

リシケシュの巨大なシバ神





ホテルに泊まると聞いていたのですがなんとテント。水道も電気も何にもありません。あるのは白くきれいな砂浜とガンジス川だけ。日差しは強烈で暑い、川の水は冷たいのですが一度入ると慣れてしまいます。この辺りの水は透明ではありませんが下流のような黄色で濁っているわけではありません。インド人にとってガンジス川は聖なる川、この水に触れるだけで御利益があるのに考えれば贅沢なものです。










バタフライは危ない、というかできないので背泳ぎでチャレンジ。

トイレ、中は推して知るべし。


例によって祝日なのでドライデー、しかもリシケシュは聖地なので酒屋、肉料理はないとの事前情報。しっかりデリーからーお酒とおつまみを大量に持ち込み満月を見ながら河原で酒盛り。こんなことをしてるのは我々だけ。インド人カップルがビールを売ってくれと頼んできたのでタダでおすそ分けしてあげました。何せここには水と食事の時に出される甘いチャイ(マサラミルクティー)しかありません。

当然食事はカレーです。





翌日はラフティングで川下り。8人くらいずつゴムボートに分かれ下ります。ちゃんとリーダがいて簡単な訓練後出発。インド人にしては珍しくみんなちゃんと真剣に言うことを聞きます。ところどころ急流があってかなりスリリング。場合によっては振り落とされることもあるということですが今回はそこまでハードではありませんでした。残念ながら水にぬれるので携帯とカメラはお預けなので写真はありません。
我々は1時間ほどでしたが長いコースは4時間以上というのもあるそうです。




ラフティングを終えたところで迎えの車が待っていてリシケシュで遅いお昼ご飯に向かいます。この辺りの道はいたるところがけ崩れで道が狭くなっていて日本では絶対に通行止め、もしくは最低一方通行にする状態。そこへ両側から皆我先と突っ込んでいくから当然こういうことになってしまいます。しかも我々が身動きがとれなくなった場所のがけが少しずつ崩れてきていて石が落ちてきます。いつ大きなのが来てもおかしくない。念のため皆車から降りて万一に備えました。




絶対にこれはすれ違いできないと思ってもどこからか指示をだす人が出てきて、おまえあっち、あんたはこっちと交通整理をはじめると不思議と20分程度でなんとかなるものです。これもまたインド大魔術です。

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