2008年8月16日土曜日

独立記念日はみんなで禁酒だって!

こちらの店員はとても人懐っこくフレンドリーな人が多くていろいろと話しかけてきます。どこから来たとかどこで働いてるは当たり前としてもなぜか名前を聞かれます。

久しぶりにショッピングモールのレストランに入ったらウエイターからこの質問。そのあと「今日は独立記念日なんだ」という話になって「日本の独立記念日は?」と聞かれました。思わず「うん、いつだっけ?」と考えたけど...そんなものはあるわけないでしょ!

「アジアの端っこだったから植民地にはならなかった。だから独立記念日はないんだよ。」と答えておきました。このあたりの国はほとんど植民地だったから独立記念日があるのが当たり前なのでしょう。でもこれが中国だととてもこんな会話をウエィター相手にできません。そもそも8月15日はできれば日本人は目立たないようにしていなければいけないとの指導があるくらいですから。

そのあと「今日は全国禁酒日、お酒は出しません」と言われました。この近くに一軒だけあるそれなり高級ホテルのバーラウンジにも「当局のお達しにより本日アルコールは出しません」とのお知らせが。独立記念日なのにお祝いのお酒も飲めないとは無粋なこと極まりない、と思うのは我々の考え方かも。

実はビールが切れかかっているので昼間買いに行こうかと思ったらどこも閉まっていました。まさか全国的に禁酒日だったとは。

←左の店がはすぐ前にある小さいビール屋。ビールしか売っていません。しっかり閉まっています。



ところが...

もう一軒の酒屋の前を通りかかるとオヤジがビールの缶を抱えて歩いている。そんなはずはないと思ってよく見ると店の前に人だかりが。閉まったシャッターの下のほうに猫が通れるくらいの窓があいていてそこからビールが出てきます。周りには車がたくさん止まっていて遠くからも買いに来ているようです。





















やはりこちらの人も本当はお酒でお祝いしたいんじゃないでしょうかね?

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