デリー中心街にある国立博物館です。外国人入場料が300ルピー、カメラ持ち込み料も300ルピーというこちらではとてつもない高い料金です。インド人は10ルピーです。
あまりにも不公平!!でも展示内容はそれなりのものがあったと思います。インダス文明の発掘物がこれでもかというくらいたくさん。多いのは彫刻類。仏像、ヒンズー、ジャイナなどが年代別にずらりと並んでいます。
外国人は日本人がいっぱい、韓国系、中国系もいます。
でも部屋によっては寒いこと寒いこと。とても展示物を見てはいられません。台北の故宮博物館も冷蔵庫のように寒かったのを思い出しました。

入口。入場料に音声ガイド料金が含まれています。ちゃんとした日本語もあって受付のお姉さんも片言の日本語をしゃべります。

アショカ王の詔勅。教科書にものっていた有名な非殺生を説いたものです。何の変哲もなく前庭に置いてあります。最初イギリス人は文字の解読ができなかったので何の事か分からずギリシャ人が作ったという説も出たそうです。

入口をはいるといろんな彫刻がずらりと並んでいます。
仏陀の誕生を描いた彫刻。初期の仏教はお釈迦様の像を描かなかったので布があるだけです。

これは本物のガンダーラ。

とても神秘的な仏像。見る角度によって印象が全く違います。こんな顔の人が実際にこちらにはいます。


本物のお釈迦様の骨が入っているのだそうです。本当でしょうか?ちょっと安っぽくない?