2010年9月6日月曜日

アジャンタ・エローラ 筆舌に尽くしがたいです

日本人社員で旅行会。行きたいけどなかなか行けなかったところとしてアジャンタ・エローラの遺跡観光に決定。ムンバイから飛行機でさらに40分程度のところにあるアウランガバードというところにまず一泊。デリーから数年間だけみじかい間ですが遷都された古い町です。こんな素敵なホテルに宿泊。


初日はアジャンタの仏教遺跡。車で2時間程度はなれた渓谷に洞窟が並んでいます。植民地時代に虎狩りにきたイギリス人が偶然”発見”したそうです。もちろん地元の人は知っていたのでしょうがそんな歴史的価値があるとは誰もわかっていなかったというのが本当のところだということ。

でもそのおかげで古いものは紀元前1世紀に作られたとは信じられない状態で今に至るまで残ることができたというわけです。

すべて岸壁をくりぬいてつくってあります。道などはしっかり整備されています。


こんな壁画がまだナマのままで見ることができます。仏像にいたってはほぼどれも触り放題。本当にこんなのでいいのでしょうか、思わず心配。いずれこのように近くで見ることはできなるのでは?


たくさん洞窟がありますが基本的構造はほぼどれも同じ。後期になるとだんだんヒンズー教の影響が強くなっていくのが良くわかります。


これは製作途中で終わってしまった仏像。どういう理由でここで中止したのか?

2時間ほどの滞在ですが洞窟の数も多くそのどれもすばらしいの一言です。色も所々残っていてこれに色が着いていたとするとその華やかさはちょっと想像もつかない。

はっきり行って恐れ入りました。これは”本当に世界遺産の価値あり!”の一言です。

翌日はエローラの遺跡。 

<続く>

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