2010年4月5日月曜日

スラムツアー Delhi Slum Tour

DISHAというNGO組織、青年の船インド同窓会(SWYAA-India)の会長の方が主催しているスラムの子供たちのための教育活動の見学に誘われたので行ってきました。

デリー市内西にあるデリーカントンメント付近の小さなセンターに行くと入口でかわいい女の子たちから歓迎。おでこに赤いしるしをつけれられ、お米、頭から花びらの吹雪が舞い首にガーランドの飾りをかけてくれます。



教室に通されると子供たちでいっぱい。ここには200人近くの子供が来るそうです。大半は学校へはいけないらしい。


さらに奥に行くとなんと立派なヒナ段があって檀上に上がらせれてしまった。聞いてないよ。

歌やら踊りやら寸劇を披露してくれます。日本語クラスもあってSMAPの?(最近の日本の歌は分かりません!)”世界に一つだけの花”を日本語で歌ってくれました。

これは熱心に演じてくれた劇。どうやら”学校に行きましょう”ということらしい。


この後子供たちの住んでいるスラムに車で移動。スラムのなかにもこの活動拠点の小さな教室がありますがここには電気もない。卒業生の家庭を二件ほど訪問。写真はとても撮れません。

案内してくれた主催者が”注目を浴びすぎているからそろそろ行きましょう”と言われてスラムを離れました。ここにいる人たちは不法占拠者のはず。下手に外国人がきて当局から目をつけられても迷惑なだけなのでしょう。


子供は本当に元気。明るい。人懐っこい。そしてこのような地道な活動をまとめているインド人とそれにボランティアで参加している若い人たちがいるということに感動。

この後見学した日本人と市内で一番高級なVasant Kunjのモールのレストランで夕食。8時過ぎると満席でした。きれいに着飾ったお年寄り夫婦、街中では絶対見られないミニスカート女性だけの集団。とにかく金持ちそうなカップル。スラムの現実とこの格差たるや日本ではとても想像できません。

3 件のコメント:

BeijingTRI さんのコメント...

中国の格差よりもすごいんでしょうかね~

匿名 さんのコメント...

hello... hapi blogging... have a nice day! just visiting here....

たく さんのコメント...

北京で路上生活すれば確実に凍死しますがここは真冬の2週間をしのげば路上で暮らしていけます。中国とくらべ格差もたしかに大きいですが何よりも子供の数がやたらと多い。その子供たちが学校に行けないで読み書きも十分にできないまま大人になるわけです。貧困の格差より識字率の格差のほうが深刻な問題だと思います。