2008年11月23日日曜日

デリー空港税関 リターンズ!

(デリー空港税関のホームページの写真です。本文に出てくる登場人物とは一切関係ありません。念のため。)

2週間ぶりにインドに帰ってきました。今年になって入国審査のブースも増えていてほとんど待ち時間なし、しかも審査官は笑顔まで見せてくれる。うーむ、なにかこれはとても良いことか悪いことの前兆だろうか?

荷物がまわる回転台も増えていてスムーズに出てくる、しかもちゃんと入口に案内人が看板を持って立っていて”シンガポール便は何番”と案内までしてくれる。去年はいったいどこに出てくるのか全くわからない、そのうえ親切に荷物を取ってくれたと思うと制服を着ているのに”お金を頂戴”とせがまれたものです。うーむ、ますます怪しい。油断はできないぞ。

ちょっと荷物も多かったのでシンガポールで見送ったお酒でも買おうかと最近できた免税店を覗くと、同じ考えのようなインド人でレジは長蛇の列!こんなにお酒を買いたいならもう少し街中で買いやすくすればいいのに!

諦めて通関から最終出口を出ようとすると、来ました、茶色のガードが私のほうを指差して”あんた、ちょっと待ちなさい”。


私:何でしょう?

ガード:カメラは持っているか? ”カメラ”だ。(なんかこの人カメラが欲しいみたい)

私:持ってません。(ほんとはコンパクトデジカメ持ってるけど新品じゃないし)

ガード:これは何だ?(鞄を指差し)PCはあるか? 

キターーーー!ついに来ました。この日のためにこんなもんで通用するのだろうかというくらい誰でも作れる書類の”インドで購入したものであります”という会社名つきの書類が役に立つかどうかわかる時がきたのです。

私:PCです。しかも2台持ってます。しかし、一台はインドで購入したもので”書類”もあります。

ガード:行ってよし。


え、行っていいの? あっさり通過。

実はこの日デリーでは11000組のカップルが結婚式を挙げたという結婚ピークの日。渋滞で迎えの車が遅れていて未だ来ていない。時間はたっぷりあったから少しはかまってほしかったのです。あっさりと通してくれました。なんだか肩すかし。

教訓。やはり自信を持って堂々と返事をする、これが重要。

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