2008年10月27日月曜日

お引越し

しばらくインターネットに接続できませんでした。

これまでホテルというかサービスアパートという所に住んでいたのですがやっと普通のアパートに引っ越すことができました。今度はデリー市内の南東にあるニューフレンズコロニーというところです。ここを選んだ理由とか近所がどういうところかなどはおいおい紹介しますが引っ越ししてしばらく濃密なインド的経験をしています。

不動産業者の担当はアミット君、上手な日本語をしゃべります。なかなか好青年。

一週間ほど前に部屋の確認に行ってあれこれそろってないのを見て、
”大丈夫、引っ越しの日まですべて必ずそろえます!”との心強いお約束。

ところが、、、

1.カーテン
引っ越す前にカーテンを選べと言われたので選んだのですが。”ベッドルーム、客間を取り付けたらリビング分の材料がなくなってしまった。申し訳ないがリビングだけ違うのを選んでくれませんか?”
うーむ、どうも工事に取り掛かる前に全体の見積もりというものをやってないらしい?というわけで未だにリビングは薄手のカーテンだけです。

2.ソファ
同じものを2セット頼んだのに、あれ?色が違う。アミット君、”こ、これは、違います、ね。。。取り換えさせます。”ちゃんと業者は番号を控えていたはずなのにあれは何のためだったの?

3.インターネット
”引っ越した日から必ず使えるようにしてね、でないと引っ越さないからね”と何度も念を押してこれも”だいじょうぶ、全然問題ないです!”との心強いお言葉。引っ越し手続きもすべて予約完了し前日にブロードバンド業者が来るからパソコン持って確認に来てくれということで行ってみると、ブロードバンド会社のお兄ちゃんが電話線口に座って端末をじっと眺めている。1時間たってもまだ座っている。2時間たってもまだ座っている。そのうち電話をしていると思うとすくっと立ち上がり帰って行きました。

”アミット、ね、どういうこと?”

”今日は駄目でした。申し訳ありません。明日になれば大丈夫。また確認に来てください。何時になるか連絡します。”

そしてその明日が来ました。待てど暮らせど連絡がこない。こちらから電話をすると、

”申し訳ありません。このブロードバンド会社の回線がもう一杯で駄目のようです。(どういうこと?)特別に頼んでいますがダメならほかの会社にします。”

結局つながったのは10日あとの今日。

4.電源バックアップ
停電が日常茶飯事のインド。以前住んでいたノイダでは多い日は一日に30回以上停電です。このあたりは電力事情がかなりいいとのうわさ。アミット君曰く”でも念のためバックアップの発電機、インバータをつけます。これで完璧です。バックアップは全自動、これなら停電になっても何もしなくても大丈夫ですよ。”

引っ越しの次の日、お風呂に入ろうとして服を脱いだらいきなり停電。例のバックアップが働くはずと思って待っていても真っ暗なまま。服を着て周りを見ると停電なのはここだけ。上も下もちゃんと明かりがついています。数十分後業者が来て回復。でも、うーむ何のための発電機、インバータだったのか?



             ピカピカの発電機ですが。

          結局これのブレーカーが落ちてただけみたいです。

たった二日でこれだけの騒ぎ。これ以外にも実はまだ”あれ?ねえ、違うよねえ”がありますが書くのももうくたびれたのでこの辺で。

おっと、アミット君自体は一生懸命、とても熱心で本当にいい奴なのです。でも彼がいろいろアレンジするために依存しているインドのサービスシステムが日本人からみるとどうも信頼できないということです。すべてきちっと約束、計画、予定通りに物事が進むのが当然だと思っていると腹が立ってくる。信頼できるかできないか、それはこちらの気持ちの持ち方次第。これで別に問題ないじゃん、ちゃんとそれなりに快適に生きていけるんだから、外には屋根のない場所に住んでる人がうじゃうじゃいるんだからと思えるようになってきました。

2 件のコメント:

kappa-san さんのコメント...

北京は都会だったね。快適だったね。
応援しとります。
がんばってください。

たく さんのコメント...

30件ほど物件を見ました。郊外にはどんどん高層マンションが立っていますがデリー市内には全くと言っていいほどありません。ほとんどが古い2階か3階立てです。おそらく規制しているのでしょう。そのかわりあきれるほど広いところばっかりです。