2008年7月12日土曜日

結婚式

7月9日からがこちらでは結婚シーズン。なんでもそれまでは星の巡り合わせが悪く結婚式を挙げてはいけないという期間が数か月あったらしく待ち構えたように一斉に結婚式が始まるという新聞記事がありました。 今日は金曜日、でも久しぶりに早めに寝ようと10時過ぎにベッドのある部屋に行くとなんだか外が騒がしい。祭りのようです。これは寝ている場合ではない。さっそく着替えてカメラを持って出てみると。結婚式でした。 このお兄ちゃん、写真撮れ撮れとせがんで完全に金曜日フィーバー状態です。 近くに行くともう狂乱状態、大きな拡声器の車が先頭、大音量で音楽を流しそのすぐ後ろで恍惚状態となって踊る一段、そのまた後ろに白馬の馬車に乗った花婿がいます。この暑いのにあのかっこうは結構大変だ、というのが第一印象。 しばらくすると小さな路地を進みます。小さな路地の上から住民総出で見物。曲がり角で止まって踊り狂います。 どうやら目的の花嫁の家に到着。美容院のようです。髪結いの亭主になるのかこいつ!? でも迎える花嫁側の女性軍団もそうそうたるもの。これは花婿には大変なプレッシャーでしょう。 行列の後ろにはちゃんと発電車があってものすごい騒音です。これがあるおかげで花婿は強烈な光に包まれた馬車と周りから追いかける大型蛍光灯に包まれて登場するわけです。 でもなぜかこの大きな蛍光灯を持っているのは小さな子供。小学生2年くらいでしょうか。私の前で一人が途中で重さに耐えきれなくなって泣きながら崩れそうになっていました。親方のような大人が来て”もういいぞ”と近くに下ろさせたとたん崩れ落ちるように倒れこみました。

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