2008年7月25日金曜日

北京オリンピック前 その2

前門という天安門広場の南側にある古い街並みが大改修中。東京でいえば浅草のようなところで演芸場とか老舗の店などがある趣のあるところだったのですがそろそろオープンするというので行ってみると周りは封鎖されていて関係者以外は立入禁止。8月4日にオープンするとのことです。

でもところどころ囲いが破けているところがあって中がのぞけます。メインストリートはチンチン電車(といっても実際は蓄電池で動くらしいです)が走るようになっています。




近くの元北京駅は鉄道博物館になるらしく看板だけは出来上がっています。


南側から見るとこんな具合。これも囲いの敗れたところから覗きこんで撮りました。本当に8月4日にオープンできるのか?


一本横道はまだまだ工事中。映画のセットの裏側みたいですが本物です。


古い劇場。閉鎖されているのになぜか切符売場に人が?


ここが一番の目抜き通り(のはず)。珍しい夏の青空。規制の努力が実ってきたのか?


工事区域から外れた横道にある古い「客桟」。小さい旅館のことだそうです。


なかはもちろんもう旅館ではなく6畳くらいの部屋に人が住んでいます。


飾り付けを書いている職人。まったく下書きもなくいきなり書いていきます。


横道は一年前までは日本人にはまず予想もつかないほどとてつもなく猥雑な雰囲気で汚い路地でしたが見違えてしまいました。きれいになったのはなんだか残念な気もします。

でもこちらでは街一帯を一斉に工事してそれも短期間に完成させる、利権関係が複雑な日本ではとてもできないでしょう。

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